広島パソコン修理広島市 起動しない UNITCOM Lesense DT

PC再生工房 広島店(広島市南区)森川です。今回は、UNITCOM(パソコン工房さん)が発売しているBTOパソコンLesense DTの修理をしていきます。とりあえず持ってきて頂いた段階では起動しません。ひとまず中を見るためにサクッと分解していきます。それなりにいいパソコンですがWindows7で、数年使い遅くはなってきています。グラフィックカードも当時としてはいいものを積んでいるようです。ゲームなどをする人は特にこういう構成のパソコンを買っていますが、メンテナンスをしないと遅くなったり壊れるのが早くなるのは仕方がありません。

ミニタワーですね。このくらいの大きさが一番扱いやすいです。5インチスロットが5個も6個もあっても普通の人は使いみちがありません。開けるとかなりのホコリです。

グラフィックカードの内部やケーブル類にもかなりホコリが付着しています。このような状態ではパフォーマンスが落ちるばかりでなく、故障の原因となります。たまには掃除しましょう。今回はグラフィックカードの問題でもありません。

2TBのHDDですね。今回はHDDを交換せずに済んだので良かったです。しかもそのままの環境を復旧できました。

ファンもこんな具合です。せっかく高いパソコンを買われたのならメンテナンスはしましょう。本当にもったいないです。

ひとまずHDDを取り外してディスクの情報を見てみますが、問題になりそうな感じではないです。ここで問題があったらディスクを交換ということになりますが今回は問題がなかったので、ディスクのブート部分の問題だと推測できます。ブートの設定をコマンドラインから変更し起動し直します。起動はしますが何だか動きがおかしいですね。

何かどこかの情報がおかしくなっているようですので、ひとまずディスクの修復をします。他のパソコンから外付けにしてWindowsのエラー修復で調べてみるとエラーがあったようです。修復してくれました。多分今回はこれで直るでしょう。

一応、元のパソコンに戻してもう一度起動時のHDDディスク修復をかけます。問題なく終わりました。

ついでにスペックの割に遅さがどうも気になるので、オマケでマルウェア駆除や高速化のチューニングをします。レジストリの改ざんや怪しいサービス登録等が200近くありました。あとは不要なキャッシュの削除やデータベースの圧縮等ですね。

チューニングにより少しは速くなったようです。にしてもOSを入れて数年使い続けるとディスクは正常であっても、どうしてもゴミがたまり遅くなってしまいます。その都度きれいにすることがとても大事なのですが、なかなか面倒でそういったことをしている人もあまりいません。WindowsでもMacでもやはり数年使い続けると遅くはなってしまうので、良いスペックのPCを買っても速度を落とさず使おうと思うなら、なんらかのメンテナンスは必要だと思って下さい。

各所正常に動くか確認して納品となります。

PC再生工房 広島店では、パソコンやiPhoneの出張修理や郵送修理もできます。データ復旧、液晶パネル交換、パソコンが重い、ウイルス駆除等おまかせください。不要なパソコン、壊れたパソコン、廃棄パソコンの無料回収もやっておりますのでリサイクル料金を払うくらいであれば、ぜひPC再生工房 広島店へお持ちください。※型番等によっては買い取れる場合もあります。