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PC再生工房 広島店(広島市南区)森川です。今回は、Macbook Pro A1286のキーボード交換をします。お客さまによれば水没して打てないキーがあるとのこと。水没の場合はキーボード側の問題か本体側の問題がわかりにくいので交換してみないとわからない場合が多いです。何かよい判別方法があればいいのですがなかなか難しいです。ただ、A1286のキーボードはわりと安いので交換してみることにしました。こういうリスクのある修理は何が原因なのか判断がつくまであまりしたくないのですが失敗でもお客さまに請求しなくていいような場合はやります。Macbookの液晶などだとさすがに出費が多すぎて外れたときに大損害なので問題が特定できるまではムリです。
水没なのでキーボードだけで直るのかどうかわかりませんが、大丈夫な気がします。あと、トラックパッドが少し動きがおかしいらしいです。後に書きますMacbookの場合水没しても軽傷ならキーボード交換だけで助かる可能性が高いからです。ただ、キーボードの上に水をこぼした場合の話であって、側面からロジックボード側に入ったら助かる見込みは低くなります。こぼした液体が何かによってもかなり左右されます。ラーメンの汁と水では大きく違います。
サクッと分解します。まあいたって普通のMacbookの作りです。Airではないので修理はしやすいです。USBの外付けキーボードでの入力は問題なかったのでとりあえず分解してキーボードの状態を見てみます。
ホコリが結構たまってますね。Macbookのキーボード交換の場合は全分解しなければ交換できません。これから全ての部品を取り外していきます。
ロジックボード等を外したところです。上の方にある黒い膜がバックライトですね。とは言ってもライトが入ってるわけではなく裏側がキーボードのライトを反射しやすいように白くなっています。これは慎重に剥がさないと破れます。
ロジックボードやらなんやら全部外すとやっとキーボードが交換できるようになります。
キーボードの留め金が所々錆てます。まあ水没したんだからそりゃ錆びるやろ!って感じですが。Macbook系の場合は先程のバックライトが貼ってあるため、水没してもそれ以上のロジックボード等へは水が入りにくい構造になっていると思います。
これがA1286のキーボードを留めているネジです。周辺と間もネジで留めているために大量にあります。Macbook Airからはネジが少なくなっていますが、今度はプラスチックで固定されていますので外すのが大仕事です。
新品のキーボードを接続してまたネジをすべて留めていきます。この作業だけでも結構かかります。
全てのキーが入力できることを確認します。トラックパッドの問題は当店では発症しなかったので今回は直しませんでした。チェックして納品です。
PC再生工房 広島店では、パソコンやiPhoneの出張修理や郵送修理もできます。データ復旧、液晶パネル交換、パソコンが重い、ウイルス駆除等おまかせください。不要なパソコン、壊れたパソコン、廃棄パソコンの無料回収もやっておりますのでリサイクル料金を払うくらいであれば、ぜひPC再生工房 広島店へお持ちください。※型番等によっては買い取れる場合もあります。