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PC再生工房 広島店(広島市南区)森川です。今回は、起動しないというiMac27 A1312 2009を修理します。今までリセット処理で何とか直っていたんだけど今回は直らない。起動しなくなったということでお持ち頂きました。起動しないときに「command (⌘)」「option」「P」「R」とか「shift-control-option」とかやると思うのですが、これは結構有効です。何度も試すとうまくいくこともあったりします。ただし、今回はこれはお客さまが既に実行済みで起動しないということでした。結局はメモリが悪くそちらを交換して更に起動部分を修正して納品としたのですが、メモリをチェックしてみるのも一つの手です。
このモデルのiMacは2009年モデルですので色々迷うところです。ロジックボードやビデオカードや液晶パネル割れとかで5万円以上を請求されるならもうあきらめた方がいいかもしれません。このiMacはSSDを追加で換装していて、起動ディスクをSSDにしてありました。となるともう少し延命するのもいいかもしれません。このあたりは財布と相談ですね。
ひとまず、前面のプロテクターを外します。写真暗くてわかりませんね(笑)
右の方を改造して、SSDを換装しています。iMacでこういうやり方は初めて見たのですが電源が結構不安ではあります。このSSDが起動しないので何か壊れているのかと思いましたが、それが原因ではなかったようです。
悪名高きSeagate ST3000です。もしHDDを後から買うならSeagateは基本的に購入しないようにしましょう。壊れる可能性が結構高いです。情報も正確に取れませんし壊れるとプラッタに同心円の傷を付けてしまい、修復はほぼ不可能となってしまいます。
こちらが、HDDのCryastal Disk Infoです。BOOTCAMPでWindowsが入っているとのことでしたが、リードエラーシークエラーがどえらい数字になっています。これはSeagateのHDDによく見られる問題の一つで、正常なのか正常じゃないのか分からないから困ります。
こちらがSSDのものです。温度が表示できないのは仕方ないとしてもこちらもシークエラーが出てますね。代替え処理済みセクタも出ています。まああまり長くは使えないかもしれないですが一応は正常動作出来るレベルのものです。本当はSSDを変えるのがいいと思ったのですが、お客さまは2009年モデルのこともあり、あまりお金をかけたそうではなかったので他に原因がないか探ります。
一応メモリを交換してみます。こちらは4GB×4=16GBめいいっぱい積んでましたが、2枚のメモリに異常が見られました。2枚のメモリを交換して起動します。
どうやら起動しましたね!HDDとSSDの正常化処理をして納品です。今回はSSD、HDDともに不安を抱えたままですが金額のこともあるので仕方ありません。こういう感じでとりあえず的な修理もお客さまとの話し合いの中ではあります。
PC再生工房 広島店では、パソコンやiPhoneの出張修理や郵送修理もできます。データ復旧、液晶パネル交換、パソコンが重い、ウイルス駆除等おまかせください。不要なパソコン、壊れたパソコン、廃棄パソコンの無料回収もやっておりますのでリサイクル料金を払うくらいであれば、ぜひPC再生工房 広島店へお持ちください。※型番等によっては買い取れる場合もあります。