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PC再生工房 広島店(広島市南区)森川です。今回は、Macbook Pro A1502の13インチRetinaディスプレイを交換していきます。はっきり言ってこのMacのディスプレイの交換は大変でした。炎天下で使っていたら液晶がつかなくなったらしいです。この辺のモデルからMacはSSDになっています。

MacBook Pro A1502 2014年 Ratinaディスプレイ交換1

とりあえず液晶パネルを外します。ヒートガンやドライヤーで温めながらバリバリに割りながら外していきます。なんでバリバリに割るのかって?それは割らないとは外れないからです。このうっすいパネルは割りながらでないと外せません。絵ヅラも微妙だったんで写真は取ってませんが、パネルを外してベゼルの周りの破片のガラスをきれいに取っておきます。左のパネルは新品パネルです。これをはめればOK!と思ったのですがそうではありませんでした。

MacBook Pro A1502 2014年 Ratinaディスプレイ交換2

どうやら全分解してモニター側の上半身を外さないと交換できないようです。今回は、パネルのみの交換(上半身ごとではない)ので、かなり難しい部類の修理になります。こうしてみるとこのMacも基盤は半分くらいであとはバッテリーとファンです。バッテリー交換も結構接着剤がべったりで外すのがかなり難しいですが、Apple的にはユーザーが交換することは全く想定してないのでしょう。ちなみにSSDはSATA3のカード型が入っています。最新モデルではPCI-Eのカード型SSDのモデルも出ていますね。

MacBook Pro A1502 2014年 Ratinaディスプレイ交換3

モニターの前面のヒンジを外したり、ネジが多量にあったりで結構難しいです。慎重に分解したパーツを新品パネルにつけていきます。

MacBook Pro A1502 2014年 Ratinaディスプレイ交換4

周りのゴムをつけます。上手にはめないと見た目がおかしいことになります。ほんとにMacは神経を使うところが多いです。最近はWindowsも薄型はこんな感じですけど、これからどんどんそうなっていくんでしょうかね。修理する方としては困ったものです。

MacBook Pro A1502 2014年 Ratinaディスプレイ交換5

上半身のカバーにヒンジ周りと液晶パネルの部品を取り付けて、本体にドッキングしていきます。ついでに内部もできるところは清掃して底のカバーを取り付けます。

MacBook Pro A1502 2014年 Ratinaディスプレイ交換6

起動して、画面の映り等をチェックして納品となりました。

なぜかMac修理が立て続けに来ましたが、Macの修理はWindowsの修理よりは簡単ではない場合が多いです。独自の作りなのでやはり慣れは大事ですね。特に小さいのを売りにしているようなパソコンは難しいのが多いです。例えばタブレットのようなもの(iPadはそれほどでもないですが)、Surfaceなどはまた今までとは若干違う作りをしています。パソコンも携帯も日々省スペース化しているので、以前に較べて分解に多くの労力がかかるようになってしまいました。まあそれは仕方ないですね。

PC再生工房 広島店では、パソコン・iPhoneとも出張修理や郵送修理もできます。不要なパソコン、壊れたパソコンの無料回収もやっておりますのでリサイクル料金を払うくらいであれば、ぜひPC再生工房 広島店へお持ちください。※買い取れる場合もあります。