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PC再生工房 広島店(広島市南区)森川です。今回は、iPhone6sの水没修理をします。水没した携帯電話が復旧出来るのはせいぜい3日程度です。中には1週間も2週間もして持ってこられる方がいますが、2週間も経っていては基本的に復旧はかなり難しいです。水没したら電源がついていても電源を落としてすぐに水没修理をするようにしましょう。水没時間によりそのままでも使えていることもありますが、いつ電源が入らなくなるか分かりません。後から調子が悪くなることもあります。
とりあえず電源は付きません。ヘタに何回も電源を入れて通電させることは危険です。最小限にとどめます。
開けてみますが、中に水が入っています。中に入っているのが水に近い液体で、水没して間もないものであれば復旧出来る可能性は結構高いです。よくあるのはトイレに落としたりするケースですが、トイレの水くらいなら復旧確率は高いです。ただすぐ持ってきて頂くのが前提条件です。
今回はわりと軽症の部類ですが、やはり水は入っています。一旦簡単に外せる部品を全部外してエアブローで吹き飛ばしていきます。外す部品はロジックボードとカメラを除く上の方の部品以外の全部です。
上の方にも結構水が入ってます。水没マークも付いてます。水没マークが付くと正規修理店では絶対に交換修理になります。また有料修理となります。データの救出が必要な場合は正規修理店ではデータを全部消される(というか新品と交換)のため、データが必要な場合は持っていけません。
軽症のようなので、いったん十分に乾かした状態で、バッテリーや液晶を交換してみます。バッテリーは異常なし、液晶は交換したら付きました。
ということで、液晶の交換と同じ手順で映らない液晶から新品液晶へ必要部品を移植して行きます。インカメラ、ホームボタン、液晶バックパネル等ですね。
組み直す前にわかっていたのですが、水没によりTouchID(指紋認証)が使えなくなっていました。お客さまはTouchID(指紋認証)は使わないので別に修理しなくていいということなのでそのまま納品しました。というかTouchIDは本体と紐付けされているため、壊れると指紋認証機能は使えなくなります。指紋認証機能が壊れていてもボタンとして壊れていなければホームボタンとしては機能します。ボタンとして機能しない場合は交換はできるのですが、どちらにしても紐付けされているので、新しいボタンに変えてもTouchIDは使えません。
他の部分を確認して問題がないようなら納品します。
PC再生工房 広島店では、パソコンやiPhoneの出張修理や郵送修理もできます。データ復旧、液晶パネル交換、パソコンが重い、ウイルス駆除等おまかせください。不要なパソコン、壊れたパソコン、廃棄パソコンの無料回収もやっておりますのでリサイクル料金を払うくらいであれば、ぜひPC再生工房 広島店へお持ちください。※型番等によっては買い取れる場合もあります。