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PC再生工房 広島店(広島市南区)森川です。今回は、iPad mini2のデジタイザと液晶が割れているのを直します。iPadはAirまで、iPad miniは3までが液晶とデジタイザが分かれています。なので軽傷であればデジタイザ交換だけで直せる可能性が高いのですが、それ以降はデジタイザと液晶が一体になっているため、修理代金がとても高くなってしまいます。しかも今のところあまりいい品質のものがないので当店では一時的によい品質の互換パネルが入荷出来るまで修理を停止しております。
こんな感じに縦横に線が入っている場合は液晶も割れていますので、デジタイザ(タッチガラス)と液晶も交換しなければいけません。このお客さまは割られてから色々iTunesにつないでやったりネットで調べて何かをやったりして、自分でも何をやったかよく覚えてない状況。真ん中の上あたりにリカバリーの文字が見えますから既にデータは自分で消してしまっており、リカバリーモードに入ってしまっています。
一応お客さまにはお話させて頂き、リカバリーモードになっているようだからデータの復旧はiTunesになければ出来ないこと、さらにはリカバリーモードから初期化も出来ない場合もあるのでその点を理解して頂いた上で修理に入ります。
真ん中が割れたiPad mini2、左がデジタイザ、右が液晶です。割れたところには飛び散り防止のテープを貼っておきます。
割れているので剥がすのはわりと簡単ですが、割れてないデジタイザを再利用できるように割らないように剥がすのは少し練習がいります。割らずに剥がすテクニックはバッテリー交換のときに必ず必要になります。
デジタイザをヒートガン等で温めながら剥がすと、液晶が出てきます。液晶は4本のネジで四隅を止められていますのでそれを外せばこのように外せます。
液晶の下の鉄板も外します。バッテリーが出てきますね。その下にそれぞれの端子がありますので鉄板を外すまではケーブルだけつながっている形になります。ケーブルの断線に注意しましょう。
やっと全てが外れました。液晶とデジタイザを新品に交換します。ちょっと端子のところが外しにくいので無理をしないように外しましょう。
液晶とデジタイザを付けたらテストします。やはりリカバリーモードです。一応今回は初期化ができるならして欲しいということで初期化までサービスでやります。が、DFUモードを使っても初期化できませんでした。これはあかん・・・。
こんな感じで何度もやってみますが無理でしたね。本来であれば修理代金全額を頂くところでお客さまも全額お支払頂くと言われてたのですが、今回は初期化できなかったこともあり部品代のみの請求とさせて頂きました。まあ、こんなこともありますね。
PC再生工房 広島店では、パソコンやiPhoneの出張修理や郵送修理もできます。データ復旧、液晶パネル交換、パソコンが重い、ウイルス駆除等おまかせください。不要なパソコン、壊れたパソコン、廃棄パソコンの無料回収もやっておりますのでリサイクル料金を払うくらいであれば、ぜひPC再生工房 広島店へお持ちください。※型番等によっては買い取れる場合もあります。
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