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PC再生工房 広島店(広島市南区)森川です。今回は、iMac 27 A1419がAppleロゴで落ちるということで調べるとHDDの問題のようですので、HDD交換してOSをインストールします。OSをインストールしてデータを移します。今回は法人のお客様でOSはYosemiteを使っているようです。法人の方でよくあるパターンです。MacはOSによってアプリケーションのインストールや使用を打ち切りますので、アプリケーション側の対応が必要になります。というかOS側のサポートが短くAdobe製品やMicrosoft製品など高いアプリケーションでも何のためらいもなく切り捨てられますので、OSを最新にVerUP出来ないということになります。この辺りはAppleの方針を何とかしてほしいところですが、Windowsではこのようなことはほとんど起こりません。
Appleロゴのあと落ちます(正確にはバーが進まないだったかな)。基本的にロゴが出るというのはHDD以外の問題の可能性が少し減ります。それでもハードウェアの問題のこともあるのですが、このようなときは分解してHDDを確認するしかありません。
2013年くらいからのiMacは液晶パネルと本体は強力な両面テープで接着されているだけです。接着をヒートガン等で緩めてからヘラ等で剥がしていきます。ヘラを斜めに入れるとガラスが欠けたりしますので、できるだけ温めてできるだけ平行に剥離していきます。
LCDと本体は2本のケーブルでつながっていますのでそちらを外すと本体と液晶を分離出来ます。中はまだきれいですね。iMacはホコリが溜まりやすいのであまりホコリのないところで使うのがいいです。
分解したところです。27インチのiMacは3.5インチHDDが入っています。21.5インチのiMacは2.5インチのHDDになります。どちらも内部の構造は似ています。
はい、問題のSeagateです。Seagateは本当に壊れる率がダントツで高いです。Seagateで問題なく使えてると思っても実はリードエラーやシークエラーが多発していて、HDD自体の速度がかなり落ちてしまっていることも多いです。MacもSeagateを使っている場合も多いのですが、最近のWindowsもMacもSeagateが最初から付いているパソコンはあまりありません。思いつく限りでは最近PC製造メーカーはSeagateのHDDを採用していません。
ということで個人的には信用しているTOSHIBAのHDD1TBを付けます。ウエスタンデジタルが良いという話もあるのですが、実はサムスンが良かったです。今はサムスンのHDDはないです。あとはHGSTでしょうか。とりあえずSeagateはやめておきましょう。
バシッと付け替えます。多分他の問題はないでしょう。
仮付して、インターネットリカバリからOSをインストールします。インターネットリカバリは便利です。OSのインストールメディアが必要ないので前入っていたOSで良いならただでインストール出来ます。ただ最新にするとかになるとほとんどの場合はバージョンアップは終わっていてインストールメディアが必要です。
Yosemiteですね。確かAdobeの問題だったと思います。本当にAdobeの問題でOSをアップグレード出来ない方は多いのでAppleはもう少し柔軟にするべきです。とはいえ昔からAppleはレガシーをバンバン切り捨てる企業ですからいまさらと言えばいまさらなんですけど。Microsoftのように古いOSをいつまでもサポートしないと行けないのも辛いでしょうが、Appleは切り捨てすぎです。
データを移動して確認して、もう一度液晶を外して両面テープで接着して完了です。
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