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PC再生工房 広島店(広島市南区)森川です。今回は、Macbook Air A1466 2017が水没でキーボードが打てないものがあるということでキーボード交換をします。持ってきていただきキーボードの交換でなんとかなりそうだったのですが、レポートを書かないといけないのでということでBluetoothのキーボードとマウスを貸し出して1週間ほど入荷をお待ちいただきました。届いたのでキーボードを交換します。Macbook Airのキーボードは割と共通なので入手は出来るのですが、最近中国からの入荷が異常に遅かったり通関で止められたりといろいろ厳しくなってきております。こないだもそんなことがあり結局リタイアしたのもありますのでMacパーツは難しいです。
2017年モデルもMacbook Air 13はあるんですね。みなさんMacbook Retinaの方を買っている訳ではないようです。Retinaじゃないだけこちらの方が安いんでしょう。あまり金額をチェックしてないのでわかりませんが。
早速分解していきます。このタイプは結構息の長い設計なので中身は同じようなもので中身のほとんどはバッテリーです。バッテリーとロジックボードを外していきます。ネジは結構ありますが、ほとんどはネジの大きさや長さが違うのではめるときに場所を間違えないようにしましょう。
バッテリーとロジックボードを外すとキーボードが出てきます。この黒いのは裏側が白くなっていて反射板の役割をしています。またこのシートがあるためにMacの場合は水没しても、量が少なければロジックボードまで濡れないことも多いです。
バックライトのシートを剥がしていきますが、高年式になればなるほどシートは薄くなっていてかなり慎重に剥がさないとすぐに破けます。これは再利用するのできれいに剥がしましょう。
次に、プラ版のバックライトがありますのでこれも外します。これを外すのにはそれほど手間はかかりません。
やっとキーボードが出てきました。外周はネジで止められていて、中の方は金属でキーボードの枠側と圧着されています。これを剥がすのがかなり時間がかかるので、最近はキーボードが付いたパームの部分ごとのアッセンブリが流通しているのですが、これがまた高いので修理金額が高くなってしまいがちです。これを外すには結構時間がかかります。
わかりにくいのですが、白い点々が各角のあたりにあると思います。これをルーターで一つづつ削って外していきます。疲れる作業ですがこれをしないと交換は出来ません。
キーボードを外したところです。こんな湾曲してしまいますので再利用は無理です。というかこんな構造なので時間もかかり修理代金も高くなるのは仕方ないのですが、しっかりしているだけありMacのキーボードは壊れにくいです。
スペースの関係で取り付けのところは写真なしですが、キーボードの入力をチェックして納品します。
PC再生工房 広島店では、パソコンやiPhoneの出張修理や郵送修理もできます。データ復旧、液晶パネル交換、パソコンが重い、ウイルス駆除等おまかせください。不要なパソコン、壊れたパソコン、廃棄パソコンの無料回収もやっておりますのでリサイクル料金を払うくらいであれば、ぜひPC再生工房 広島店へお持ちください。※型番等によっては買い取れる場合もあります。