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PC再生工房 広島店(広島市南区)森川です。今回は、iMac 21.5 A1418 2013?がAppleロゴから進まなないということで調べるとHDDが壊れていましたので、Fusion Driveを再設定してHDD換装します。Fusion Driveだったかどうかをお客様が忘れている場合もあり、HDD交換まで分からないことも多いです。調べればわかるのですがFusion Driveを付けている方もそれほどいないのでこちらも事前には調べないこともあり、あ、Fusion Driveだったんだ!とあとから気づくことも結構あります。
21.5インチのiMacですが、最近のは21.5でも2Kのパネルになっています。このころのはまだフルHDです。このまま起動しません。何か他の画面に遷移したかどうかは忘れましたが、HDDが怪しいですね。USBのOSからは起動するようですのでHDDを出して確認します。データはタイムマシンのバックアップがあるということなのでHDD交換してOSの新規インストールまでが今回の修理内容です。
ヒートガンで液晶のフチを温めながらヘラなどで外周の両面テープの粘着を剥がしていきます。基本的には慣れですが下手にゴリゴリ開けようとするとガラス面を傷付ますので気をつけて開けましょう。
HDDはSeagateです。この時期のiMacはSeagateが多いです。SeagateのHDDはおかしいのが多くすぐにエラーを出しますのでそのせいのようです。使えない状態ではありませんが、リードエラーとシークエラーが山ほどありましたので、HDDを交換してからOSをインストールします。
個人的には信頼しているTOSHIBAのHDDです。iMac21.5のHDDはノートパソコンと同じ2.5インチのHDDとなります。27インチのiMacには5インチのHDDが使われています。
インストールするOSはMountain Lionだったのでインストールディスクがないためインターネットリカバリします。インターネットリカバリ出来るのでこちらが持っていないOSもインストールできMacはこういうところは親切でいいです。
はい、サクサク終了!と思ったらどうやらFusion Driveモデルのようです。Fusion Driveは少量のSSD(128GBとか)を別にオプション搭載したモデルですが、SSDをキャッシュとして使う設定にすることでHDDのパフォーマンスを上げる仕組みのことです。このFusion Driveのモデルは必ず最初にドライブの設定をターミナルから設定する必要があります。普通にインストールすると途中でエラーで終了します。
Fusion Driveの設定が終わったらやっとOSのインストールです。会社で使われているMacは結構OSは古いものが多いです。それは持っているアプリケーションが最近のOSでは使えないことが多いからです。YosemiteあたりまででOSを止めているところが多く、多くは古いAdobe製品がそれ以降のOSだと対応していないからです。実はパッチをかませば動くらしいのですが、そのようなのを試すタイミングが今までなかったのでとりあえず試してはいません。パッチも対応がいつまでなのかとかよくわからないので、安定性を求めるなら古いOSで対応するしかありません。Windowsではサポートが長いので基本的にOSの問題で悩むことはあまりないのですが(さすがにXPのソフトとかそれ以前のソフトだと動かないとかありますが)通常10年以上前のソフトでも普通に動くところは素晴らしいです。
インストールが済んだら、一度液晶パネルを外して両面テープを貼って接着して納品です。
PC再生工房 広島店では、パソコンやiPhoneの出張修理や郵送修理もできます。データ復旧、液晶パネル交換、パソコンが重い、ウイルス駆除等おまかせください。不要なパソコン、壊れたパソコン、廃棄パソコンの無料回収もやっておりますのでリサイクル料金を払うくらいであれば、ぜひPC再生工房 広島店へお持ちください。※型番等によっては買い取れる場合もあります。