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PC再生工房 広島店(広島市南区)森川です。今回は、Lenovoの人気モデルX1 Carbonの2Kタッチ液晶の交換をします。この機種ですが、タッチありとタッチなしのモデルがあり、お客様に確認しなかったので私が悪いのもあり(お客様がパソコンが必要なので持って帰られたのもあり)現物をよく確認せずにタッチなしの2k液晶を買ってしまいました。どうやらベゼルや留め金の形が違うのでどうやってもタッチありの筐体にタッチなしの液晶は付けられないのが分かり、タッチありの液晶を仕入れて納品となりました。WindowsPCは色んなモデルが何百とありますので、型番を見ただけでは気づかないところもありますので出来るだけ預かっているのですがこんな落とし穴があるとは思いませんでした。
こんな薄型のノートなのですが、タッチ液晶とは気づきませんでした。このせいで大変なことになります(汗)
外部出力にて映像が出力できるのは確認しているので早速液晶を外して交換してみます。X1 Carbonの場合、裏ぶたを外して上側にある端子をいくつかとSIMスロットを外して液晶のネジを外すと分解できるようです。
新品の液晶ですが、どうやってもはめられませんw そりゃそうだよね、液晶が違うんだから・・・
タッチ液晶のモデルは枠がないので液晶を取り付けるには専用のベゼルと液晶の裏のふたが必要です。取り付けられる可能性もあるかもしれないと思い、液晶なしの液晶上部(液晶のガワ)だけを仕入れてセットして取り付けようとしますが、やはり形状が合いません・・・あぁ・・・
だいぶショックを受けましたが、これはこちらのミスなので仕方ないということでお客様に連絡し、液晶自体が違うので再度仕入れなくてはならないこと伝え、もちろんタッチ液晶の方が高いので修理金額の変更の了解を頂きます。
これがタッチなし液晶のガワですけど、ムダに終わりました。
ということでタッチ液晶を仕入れ分解した液晶上部に取り付けていきます。タッチ液晶は前面のベゼルに両面テープで貼り付けてそれを後ろの蓋に爪で止めている構造のようですが、なんか危なっかしい構造だなと思いながら液晶の裏にはるベゼルを外します。
ベゼルは不良パネルから移植する必要があるので、ヒートガン等を使って剥がしていきます。こういう構造のものはもれなくめちゃくちゃ強力な両面テープで接着されているのですが、NEC等のベゼルに比べれば簡単に取れたほうだと思います。
新品液晶を両面テープで接着したら本体に取り付けて行きます。X1 Carbonは本体も液晶も薄いです。まあそれが売りなんですけどね。
Macbookと同じような構造ですが、こうやって取り付けるのが一番無理のない付け方だと思います。液晶、LANアンテナ、SIMスロット等を取り付けます。
テストです。起動は問題なさそうですね。Slim!Careful!の文字がどんだけ薄いのかを物語っています。
起動しました。問題なさそうです。
タッチが使えることも確認して納品となります。
PC再生工房 広島店では、パソコンやiPhoneの出張修理や郵送修理もできます。データ復旧、液晶パネル交換、パソコンが重い、ウイルス駆除等おまかせください。不要なパソコン、壊れたパソコン、廃棄パソコンの無料回収もやっておりますのでリサイクル料金を払うくらいであれば、ぜひPC再生工房 広島店へお持ちください。※型番等によっては買い取れる場合もあります。