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PC再生工房 広島店(広島市南区)森川です。今回は、Lenovo G50の電源が入らないということで電源ケーブルのハンダ修理とヒンジが壊れているのでヒンジも修理します。ヒンジが壊れていると電源ケーブルに想定外の負荷がかかるため、電源ケーブルが断線してしまうことがあります。Windowsパソコンは安く作ることを強いられているため、ヒンジが弱く壊れてしまうことがよくあります。これらはほとんどのWindowsマシンに共通の問題です。
普通のノートパソコンです。電源は入りません。ヒンジが壊れるのは一部の高級機以外では良く起こる一般的な現象です。ヒンジ部分にはとても大きな力がかかるためネジの接続部分が壊れてグラグラになってしまいます。電源ケーブルは大体その近くにあり影響を受ける場合もあります。
ひとまず何が問題なのか分解します。
電源の場合は基本的にマザーボードのチェックと電源ケーブルのチェックをするため全分解です。
電気を通してテスターを使ってマザーボードの問題か、それ以前の問題かをチェックします。
と思ったら電源コードが1本切れてます。
ハンダで修理します。もう1本も切れかけのようだったのでそちらもハンダ付けしておきます。
電源をつなげてチェックします。起動しました。
続きまして、ヒンジの修理をします。ヒンジは大体の場合プラスチックで出来ていて、中心に止め具の金属が埋め込まれているのですが、止め具の金属がない場合や、その止め具のまわりのプラスチックが壊れている場合もあり、修理と言っても色々なパターンがありますが、基本的にはネジ穴や周辺のプラスチックを再構築することになります。メーカーに頼むと確実にケース交換になり5万以上は取られるでしょう。
こんな感じで、ネジの中の金具がないと換えの部品がないのでネジ穴を埋めてネジ穴を作るような作業になります。
中にプラスチックを再構築する素材を流し込み、ネジをしめて数時間固まらせます。イメージとしてはボンドを入れてネジを刺して固めてネジ穴を作るイメージですね。
こちらは大きく大破しているため数回に分けて形成して行きます。まあなんとかなりそうです。当店ではなるべく外からネジを通すなどの外観が変わるような修理はしません。内部の修理だけで済むようなら内部だけで済ませます。
ヒンジもバッチリです。チェックして納品します。
PC再生工房 広島店では、パソコンやiPhoneの出張修理や郵送修理もできます。データ復旧、液晶パネル交換、パソコンが重い、ウイルス駆除等おまかせください。不要なパソコン、壊れたパソコン、廃棄パソコンの無料回収もやっておりますのでリサイクル料金を払うくらいであれば、ぜひPC再生工房 広島店へお持ちください。※型番等によっては買い取れる場合もあります。