広島データ復旧広島市 SONYノック式USBメモリが折れたのでハンダ修理

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PC再生工房 広島店(広島市南区)森川です。今回は、SONYのノック式USBメモリが折れたので修理して復旧します。USBメモリは最近だいぶ小さくなりましたが、少し前のタイプはまだ結構スティック部分が長く何かと邪魔で結構折れてしまったりします。持ってこられたお客さまもデスクトップPCに差していたの蹴ってしまい折れたとのこと。折れ方にもよりますが基盤の方のプリントまで剥げてなければなんとかハンダ修理でなおる場合が多いです。プリントが剥げている場合は直らない場合もありますしちょっと面倒なことになります。

こんなタイプのUSBメモリです。明らかに先端が曲がっています。ハンダが剥がれているのでしょうが基盤のプリントがやられてなければ基本的には大丈夫です。

こんなかんじで奥の2本は完全に断線してそうです。USB口の方も外れていますのでこの先端は使えません。先端を基盤から外して新しい先端を付けていきます。

だいたいのUSBメモリは分解出来るように出来ているのですが、このタイプ(SONYに多いです)は分解が出来ない構造になっています。ですので外側のプラスチックを壊します。結構丈夫なプラスチックですので割るしかなさそうです。片面はカッターナイフで切ったのですが、片側だけではプラスチックが硬すぎて開かないので、裏面も切らないとだめなようです。カッターで切るのは結構大変だったので裏面はハンダごてで溶かして切りました。

右の金具に接点の部分がすっぽり入って差されたUSBの端子に当たって反応するのですが、これがずれて反応してないようですので金具を引き抜いて、違うUSB口をつけます。4本の先端はハンダ付けするので短く切っておきます。そちらのほうが確実そうでした。

ボケボケですね(笑)銀色の先端に変わりますが、こちらは他のUSBメモリから取った内部がまともなものです。4点の接点と、金具の横の両部分をハンダで接着します。

こんな感じですねって暗いなぁ(汗)写真の技術も学ばなくてはなりませんね・・・。フォトショで明るさ調節すればよかったな。これで反応はするようになったのですが、どうやらファイルシステムも壊れているようです。ですのでデータ復旧もします。

復旧できたようです。お客さまにデータを確認して頂き納品となります。USBメモリは以外と壊れますが、物理的な破損でも内部は正常な場合が多いです。今回はデータ復旧が必要でしたが、接点のみの問題でしたらデータはそのまま抜けますのでお困りでしたらお持込頂ければと思います。ただ、ハンダ修理したとしても、基本的にはハンダで付けているだけで固定が甘いのでデータを格納するUSBなりディスクなりは別途用意していただくか、当店にあるものをお買い上げ頂きそこに格納して納品するという形になります。

PC再生工房 広島店では、パソコンやiPhoneの出張修理や郵送修理もできます。データ復旧、液晶パネル交換、パソコンが重い、ウイルス駆除等おまかせください。不要なパソコン、壊れたパソコン、廃棄パソコンの無料回収もやっておりますのでリサイクル料金を払うくらいであれば、ぜひPC再生工房 広島店へお持ちください。※型番等によっては買い取れる場合もあります。