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PC再生工房 広島店(広島市南区)森川です。今回は、Macbook Air A1465 2013がワインで水没したのを直します。水没と言っても下の方からワインが入っているようなのでキーボードと液晶は無事っぽいのですが、持ってきた時点では電源が入りません。早く持ってきて頂いたようなのでまだ生き返る可能性はあります。ということで頑張ってみました。
11.6インチのMacbook Airです。11インチはこのモデルくらいでMacbook Airは終了ですのでこのモデルに愛着を持たれる方も多いと思います。この機種のお客さまも女性でこの大きさがいいのだけどもう売ってないので何とか直したいとのことでした。普通はロジックボード交換でしょうが、水没は前日だということで悪あがきをしてみます。
裏ぶたを剥がすと水没マークが見えます。まあ水没してんだからマークは付くでしょってことで仕方がないのですが。バッテリーの接続部分やLCDの接続部分、チップやヒューズに異常がないかを確認します。この時点で異常があればマザー交換かチップ等の交換になりますが、あまりにも焦げがひどいものや中にはチップが焦げたせいで基盤までやられてるケースもあります。
今回は見た感じでは、基盤には問題がなさそうなので水没修理をすることにしました。
Macbook Airの分解は比較的簡単です。とりあえずSSDとかロジックボードとかを外して洗浄していきます。
ロジックボードまで外した状態ですね。まあ慣れでしょうがここまではすぐです。水没すると端子が電通ですぐに腐食を始めますので出来るだけ電通はさせないようにしてください。
各部品を精密機械用クリーナーで洗浄して行きます。細かいところまで綺麗にします。特に端子は念入りにします。そのあとで接点復活剤を使用して電通しやすくしておきます。
ジャーン!!!起動しました。チェックするとキーボードとLCDは問題ないようです。ただバッテリーは完全に死んでいたのとトラックパッドの動きがあまり良くないようです。
もう一度分解して、トラックパッドを外します。手持ちのトラックパッドとは互換がなかったので洗浄してみます。
先程と同じですが、クリーニングして行きます。が復活しませんでした。お客さまと相談するとマウスを使っているのでとりあえずバッテリーだけ交換して欲しいとのこと。
キーボードも最初は効かなかったのですが、なんとか使えるようになりました。良かったです。
今回交換したバッテリーは、ちょっとセルの形が違いますが互換品です。お客さまは完全にあきらモードだったのでかなり喜ばれました。
PC再生工房 広島店では、パソコンやiPhoneの出張修理や郵送修理もできます。データ復旧、液晶パネル交換、パソコンが重い、ウイルス駆除等おまかせください。不要なパソコン、壊れたパソコン、廃棄パソコンの無料回収もやっておりますのでリサイクル料金を払うくらいであれば、ぜひPC再生工房 広島店へお持ちください。※型番等によっては買い取れる場合もあります。
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