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PC再生工房 広島店(広島市南区)森川です。今回は、iMac27 A1312 2009?くらいのグラボがおかしいのを修理します。iMacのグラフィックボードはPCI-eのカードなのですが、一部ゲーミング用のノートPC用に発売されているものと同じもので、デスクトップPC用のPCI-eカードとは違います。この仕様のため、流通量がとても少なく手に入れることは困難です。また手に入れたとしても新品はほぼないので中古のカードとなります。新品ではないですが、グラフィックチップの付け換えで新品に近い形の物にすることはできますが、グラフィックチップ以外の問題が起きる場合もあるので、どちらにしてもよし悪しということになりiMacのグラフィックカードは値段が高いです。というかこのノート用PCI-eグラフィックカードはiMacでなくても高いです。
このようにピンクの斑点が付きます。写真ではわかりませんが、ところどころ縦線が入っています。見にくいというほどではありませんが気になりだしたら気になります。リンゴの横がやけにハッキリと線があってメニューバーの右が透けて壁紙が完全に見えています。
ウインドウを開いてみるとだいぶ文字が崩れたりします。これは困りますね。
ペアレンタルコントロールのところやユニバーサルアクセスのところの文字に何かノイズみたいなものが出ます。
外部出力したらもうレイアウトがメチャクチャです。外部出力でも本体と同じものが出るのでほぼグラフィックカードの問題で間違いありません。
ということで、今回は海外からグラフィックカードの取り寄せに約1週間。さっそく分解していきます。まずパネルを外します。
こちらが内部ですね。DVDドライブの左に見えるのがグラフィックカードで裏向きに付けられています。ちょっと外すのが面倒ですが、付けるのはもっと面倒です。
なんとか外しました。左上のコネクタが外しにくい位置にあります。本当はロジックボードも外して上げたほうがやりやすいかもしれませんが、今回は外しませんでした。外すより付けるのが難しいといったのはこのコネクタのことです。
左側が付いていたもの、右側が今回海外から仕入れたものです。AMD HD5450だったかな?ちょっと忘れましたがそんなやつです。
はい、ちゃんと付きました。斑点や縦線もありません。まあほぼグラフィックだろうとは思っていましたがビンゴで良かったです。こんな修理でもしグラフィックでないとなったら丸損になりますのである意味ドキドキです。修理屋はどうしてもリスクのある仕事なのでこういうこともしないといけないことは出てくるのは仕方がありません。(壁紙の真ん中あたりはモザイクをかけています)
斑点が気になっていたアップルマークも問題なしです。横の透け感も自然なものになりました。
お客さまからもう一点、Apple製品のアップデートをしようとしたら再起動画面でフリーズするとのことでその点を修復して納品です。
PC再生工房 広島店では、パソコンやiPhoneの出張修理や郵送修理もできます。データ復旧、液晶パネル交換、パソコンが重い、ウイルス駆除等おまかせください。不要なパソコン、壊れたパソコン、廃棄パソコンの無料回収もやっておりますのでリサイクル料金を払うくらいであれば、ぜひPC再生工房 広島店へお持ちください。※型番等によっては買い取れる場合もあります。