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PC再生工房 広島店(広島市南区)森川です。今回は、富士通のノートパソコンLL750の液晶とデジタイザが割れているのを直します。液晶は交換で問題ないのですが、このパソコンはタッチ対応のモデルで液晶の前面にガラス製のタッチパネルがあります。このガラスを割ってしまうとほとんどの入手は不可能です。メーカー修理だと10万コースですがそこまでかけて直すほどの価値があるわけでもありません。ということで、今回はタッチをあきらめてもらいました。その代わりにデジタイザの部分を無効にしてアクリル板を貼らせて頂きました。
液晶とデジタイザ部分を割ってしまっています。この機種に限らずデジタイザが分離しているタイプ(他のメーカーにもあります)のものは、デジタイザのみの入手は困難です。当店でやるとすれば、同一機種のジャンクを手に入れて移植するくらいしかありません。
キーボードが付いている機種にタッチパネルはほぼ不要ですので、修理のことまで考えるならタッチパネルのないものを買う方が無難です。壊れたときにはかなりの出費を強いられます。
タッチパネルの枠を外して、ガチガチに固定されているガラス部分を外していきます。これもかなり大変な作業です。ヒートガンを使いながらでないと剥がせません。ついでにベゼルとデジタイザ(ガラス)の間にゴム枠があるのですが、両方をきれいに剥がずのは困難だったので今回はゴム枠も一緒に剥がしました。
液晶も割れていますので液晶も外して新品に付け換えます。液晶だけなら手間はかかりませんが、今回の機種は以前にも修理の依頼があって前回はお断りしました。どうしてもタッチが必要なら、修理代はとても高いですがメーカーに出すしかありません。
ガラスのデジタイザが1mm厚だったので1mm厚のアクリル板を買ってきてベゼルの大きさに切ります。上面2面はカーブがありますのでルーターで削りながら形を合わせていきます。今回は元々デジタイザにプリントしてあったNECのブランドロゴと、上部にあるカメラの穴の部分もお客さまはいらないということなので、裏が見えておかしくなる部分を黒のテープで目隠しします。これで完成です。それほど違和感もありません。今回は材料代だけ頂きました。
PC再生工房 広島店では、パソコンやiPhoneの出張修理や郵送修理もできます。データ復旧、液晶パネル交換、パソコンが重い、ウイルス駆除等おまかせください。不要なパソコン、壊れたパソコン、廃棄パソコンの無料回収もやっておりますのでリサイクル料金を払うくらいであれば、ぜひPC再生工房 広島店へお持ちください。※型番等によっては買い取れる場合もあります。