広島パソコン修理広島市 タッチパネル異常 Windows10へ PC-GL247EFAY

PC再生工房 広島店(広島市南区)森川です。今回は、NEC Lavie PC-GL247EFAYというタッチパネルを搭載した15.6インチノートパソコンですが、タッチパネルが異常で、ある一点を永遠に高速クリックしてしまい、マウス操作が出来ないというもの。これは以前にも同じような現象をドライバの無効化でやったことがあり、お客さまはタッチパネルは無くても困らないということで同じような修理をすることにしました。が、納品後、お客さまがOSの再インストールをしてしまいドライバが復活してしまったので、もうドライバがむやみにインストールされてしまわないようにタッチパネルの端子を外し、検出されないようにしました。ついでにWindows10にアップグレードです。

こんなパソコンですが、右の方でずっとマウスクリックされていますので、ログイン画面までもなかなか行きません。全ての操作がクリックに邪魔されてしまい、誤動作やら何やらとにかく使っててイライラします。

わかりにくいですが、右上の方にクリックされている印が付いています。ずっとこれが操作の邪魔をします。以前にもタッチパネルのパソコンで同じ現象を解決したことがあるので何とかなるでしょう。お客さまと相談するとやはりタッチパネルはほぼ使わないということで、このタイプのタッチパネルを搭載したラップトップのキーボードととタッチパッドが付いているパソコンでタッチパネルを使っている人はほぼいません。2in1とかタブレットじゃないのでタッチパネルの必要性はほぼ皆無ですからね。

タッチパネルを交換すると結構な金額になりますので、使ってないらタッチパネルを無効にするだけでいいじゃないかという訳です。で、デバイスドライバを無効にして納品としました。が、なぜかお客さまはOSを再インストールされ、パスワードを換え、またタッチパネルがおかしいということで納品した日すぐに持ってこられました。まあやってしまったものは仕方ない。ついでにWindows10にしてもらい、今度はタッチパネルの端子を抜き、検出しないようにすることにしました。Windows10は頻繁にアップグレードしますしね。

まず液晶の前面のガラスを外します(プラスチックだったかも)。普通の液晶と違いますのでこのガラス面にセンサーが仕込んであるのだろうと思いますが、ラップトップのコンピュータにタッチパネルはいりませんので、皆さんも店員さんの口車に乗らずにキーボード、舞うパッド付きのノートパソコンを買うならタッチパネル以外のものを買いましょう。

こちらが、液晶の基盤ですね。LCD液晶では珍しく液晶端子らしきフレキケーブルが2本と、左に普通の液晶にはない端子があります。多分この左の端子がタッチのケーブルでしょう。

バシッと抜いて、接点がつかないようにテープで塞いでおきます。これでタッチセンサーが動くことは絶対にありません。

では、Windows10にアップグレードして行きます。今回はWindows8でもわりと遅めだったのですが、何やらNECの独自アプリが必要だとかでアップグレードにしましたが、でなければWindows10のクリーンインストールをおすすめします。メーカー製のいらないアプリが入ってないし、おかしな(必要のない)常駐プログラムもないのでだいぶ速いです。

なぜか遅いアップグレード。新規インストールの方がだいぶ速いです。まあこれはOSをロールバック出来るようにイメージを作ったりしているので仕方なないかもしれません。更新プログラムも全部取ってきますしね。

ということでWindows10になりました。さすがにWindows8系が入っているパソコンはWindows10でもアップグレードで問題がほぼあ発生しません。Windows7からのアップグレードはかなり問題が発生します。Windows7以前なら素直にクリーンインストールした方が利口かもしれません。というか利口です。

もちろんタッチパネルは検出しませんので、最初のような問題はありません。チェックして納品となります。

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