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PC再生工房 広島店(広島市南区)森川です。今回は、Microsoft Surface Pro4の液晶交換をします。最近した修理ですが珍しいので即ブログにします。Surfaceシリーズはキーボードが独立するタブレットのような端末ですが、自立スタンドを持つ珍しいタイプで最新CPU等を積んだモデルになります。価格も結構高いので少々の故障なら直して使われる方が多いでしょう。このようなややこしい修理はやってくれるところとやってくれないところがあるので、事前に確認した方がいいと思います。
Surrface Pro4の液晶は数枚入れましたのでもし修理がありましたらご相談ください。郵送修理もお待ちしております。
こんな感じのタブレット型の端末です。第7世代のCoreプロセッサを搭載しています。20万以上するマシンですので液晶割れはどうしても直してまだまだ使用したいところです。メーカー修理だと余裕で10万以上はします。
裏面は真ん中あたりからスタンドが開くようになっていて自立します。
画面の右端の方が割れています。表示や操作には問題ありませんがやはり気になります。
まずヒートガンで温めながら、左右下の接着部分をバリバリと剥いでいきます。このパターンはMacbook Airなどでもおなじみですが、Macbook Airの場合は出来るだけ上半身のアッセンブリーで交換するようにしています。なぜならこの作業がとても大変だからです。バリバリに割らずに開くことは多分ムリです。
3辺をバリバリに割ったら開いていきます。Surface Pro4は本体と液晶が2本のケーブルでつながっています。接続部分はiPhoneのような端子でプチっとはめるタイプですが、その外側には金属の保護バンパーのようなもので止めてありますのでこちらを外してから端子を外します。
このために薄手の手袋を下ろしたのですが、1回で人差し指のとこが破れてしまい少しショックです(笑)また買っとかなければいけません。
2本目の接続ケーブルは右端ですが中ほどにあります。金属のバンパーが下から中まで大きいため外すのが結構難しいです。金属板を外してケーブルを外すとパネルが開きます。というかブレブレですね(しかも暗いし)。
本来は4辺を全部割って開くのかもしれませんが、私の場合は3辺だけであとはヒートガンで上部を温めながらバリバリっと開きました。
割れた液晶の左下に映像とデジタイザの端子を差し込むパーツがありますが、こちらは新品パネルについてないようですのでヒートガン等で接着を緩めてから外して移植します。
さて、全てのケーブルを差し込んだらテストです。起動しました!!!20万を超えるマシンですのでさすがに結構緊張します。いつも高いマシンの修理はこの瞬間が一番緊張します(しかも初めての修理だと緊張は数倍です)。
画面の割れカスが結構出ます。またこれをするにはガラスが飛びますので、メガネとマスクは必須です。特にメガネなしはかなり危険です。すごい細かい微粒のガラスが目に飛んできます。何度も目に入りましたので私もやっと学習しました。
テストで問題なければパネルを固定する両面テープを貼って固定していきます。もう一度チェックして納品です。
PC再生工房 広島店では、パソコンやiPhoneの出張修理や郵送修理もできます。データ復旧、液晶パネル交換、パソコンが重い、ウイルス駆除等おまかせください。不要なパソコン、壊れたパソコン、廃棄パソコンの無料回収もやっておりますのでリサイクル料金を払うくらいであれば、ぜひPC再生工房 広島店へお持ちください。※型番等によっては買い取れる場合もあります。