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PC再生工房 広島店(広島市南区)森川です。今回は、Lenovo G50-70の電源ジャック部分が外れて充電ができないのを修理します。電源ジャックは意外と壊れてしまいます。奥にひっこんでしまったり、ケーブルが切れたり、周辺プラスチックが壊れて外に出てしまう等、あまり気にしない方が多いのですが修理は時々入ってきます。今回は、飛び出てしまったユニットを固定するプラスチックが割れてしまっていますので、プラリペアを使って固定する壁を作り固定します。あと、ケーブルのハンダも外れてしまっているのでハンダ修理します。
もちろん起動しません。まあまあ良いパソコンなので直します。i7だったと思います。
電源ジャックは全分解しないと出てきませんので、全分解します。だいたいのパソコンは構造が似通っているのですが、最近はUltrabookなども出てきてわかりにくい構造のものも増えてきています。
キーボードを外して、上蓋とマザーボードを止めているネジやらコネクターやらを外してから天板を外します。最近は天板を外すものも増えてきましたが、前は裏ぶたを外すスタイルが多かったです。
ここまで分解したら電源ジャックが出てきます。DVDドライブは外してあります。電源ジャックは右上の方です。ASUSなどはメモリなどもマザーボードの裏側についているものもありますので、普通に交換しようとしても分解出来る人でないと交換できません。メモリとHDDくらいは個人でも交換出来るようにするべきだと思いますが、中に入れてしまったほうがトラブルが起きにくいとは思うし、型を取るにも安上がりなのでしょう。どんどん分解しにくくなっていきますが、修理するには分解するしかありません。
両端のハンダが外れているのでこちらをハンダ付けしますが、端子が出てないので削っておきます。
予備ハンダを付けてからケーブルをハンダ付けします。この辺は別に面倒くさいものではないのですが、温度とハンダの種類には注意しましょう。こういった空中のものを止めるような場合は細いハンダで鉛入りが良いと思います。まあ個人的な意見ですが。
元あった場所に置いてみますが、右側の壁が割れてうまく固定できませんのでプラリペア(黒色)を使って壁をつくり固定します。これくらいやればまず動かないでしょう。プラリペアは結構便利で、私はほとんどの場合はネジ穴の復旧に使うのですがこういった使い方もできます。というか他の方法でやってもまた外れるようになると思います。
割れているところまでは直しませんが、これでびくともしないと思います。こういうのも普通はあまりやってない修理かもしれません。細かいことですが周りが壊れているのでガチガチに固めるのは結構重要です。
充電できること、起動等や動きを確認して納品です。
PC再生工房 広島店では、パソコンやiPhoneの出張修理や郵送修理もできます。データ復旧、液晶パネル交換、パソコンが重い、ウイルス駆除等おまかせください。不要なパソコン、壊れたパソコン、廃棄パソコンの無料回収もやっておりますのでリサイクル料金を払うくらいであれば、ぜひPC再生工房 広島店へお持ちください。※型番等によっては買い取れる場合もあります。