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PC再生工房 広島店(広島市南区)森川です。今回は、起動しないWindowsXPのマシンから現在稼働中のWindows10へ環境の移行をします。WindowsXPでしか動かないソフトがあるらしくそのデータやプログラムを移行して欲しいとのこと、調べてみるとHDDはセクタ不良がありRAW(フォーマットが読めない)、移行先のWindows10はウイルスバリバリということでデータとプログラムの移行とウイルス駆除をしました。
起動しないので、いきなりばらしたところからです。AMD Athlon x2だったと思います。このころのAthlonは結構売れてました。僕も持ってました。intelのCPUは結構高かったのでAMDは人気でした。その後瀕死の状態でしたが今はまたryzen CPUで人気が出てきました。
外部でHDDをつないでみると、RAW(何かはいっているけどファイルシステムが壊れているので認識できない)状態です。この場合はデータが必要であれば基本的にデータ復旧となります。データ復旧しないならあきらめるしかありません。
Crystal Disk Infoで見るとだいぶ問題がありそうです。スループットパフォーマンスというところのエラーはあまり見ることがないのですがそこにエラーが発生しています。もちろんセクタ不良も大量です。
メールデータやソフトのデータを新しいパソコンに移行して欲しいということでデータを復旧します。当店ではEaseusのソフトを使っています。これで取り出せたらまだわりと簡単に出来る方ですが、これで復旧出来ないとまた面倒なことになります。
何とか復旧はできそうですので、復旧データを他のディスクに保存してWindows10のパソコンに保存します。
こちらがWindows10のマシンです。どこのだったか忘れましたがBTOですね。やっぱりデスクトップにするならBTOがおすすめです。
何やら怪しいソフトがたくさんインストールされています。あなたのWindowsのタスクバーの右側に雲のマークはないですか?それは天気予報アプリを装ったマルウェアです。
他にもWeb Companionやらも入っていたのでアンインストールして行きます。
こちらがさっきのThe Desktop Weatherですね。もちろん即消しです。
あとは、マルウェアのスキャンソフト2つを使って綺麗にして行きます。マルウェアの多くは、①公式サイト以外からのダウンロード(公式サイトですら巧妙に関係ないソフトをダウンロードさせられたりします)、②エロサイト関連からのダウンロードあたりが多いと思いますが、最低でもフリーソフト等をダウンロードする際は公式サイトからダウンロードしてください。
あとは、WindowsXPでしか動かないというソフトをWindowsXP互換モードでインストールしてデータを移行、メールデータを移行して終了です。だいたいのソフトはWindows10でも動きます。この方法で動かない場合はWindowsXPを仮想PCとしてセッティングする方法もあるのですが、よっぽどハードウェアに密着した処理をしていなければ上の方法で動くはずです。Windows7でしか動かないソフトならもっと簡単に動くはずです。
チェックして納品となります。
PC再生工房 広島店では、パソコンやiPhoneの出張修理や郵送修理もできます。データ復旧、液晶パネル交換、パソコンが重い、ウイルス駆除等おまかせください。不要なパソコン、壊れたパソコン、廃棄パソコンの無料回収もやっておりますのでリサイクル料金を払うくらいであれば、ぜひPC再生工房 広島店へお持ちください。※型番等によっては買い取れる場合もあります。