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PC再生工房 広島店(広島市南区)森川です。今回は、Dynabook KIRAのキーボード交換をします。KIRAはウルトラブックの種類だと思いますが、キーボードがほぼMacbook Airのような感じになっていて、修理は結構面倒な方です。やりにくい修理なので分解とかしたことがない人にはまずおすすめしません。
こんな感じのノートですが、ウルトラブックらしい仕様になっています。ウルトラブックは小さくて扱いやすいのですが内部の構造がとても変更しにくいです。だんだんパソコンもややこしくなっていきますので、修理するのも大変です。最初はこんなに面倒だとは思わなかったのですが思いのほか面倒でした。
とりあえず裏ぶたを剥がしてから、分解していきます。やはり2/3はバッテリーですね。バッテリーはだんだん巨大化していきます。最新のMacbook Airなどでは、基盤は1/6ほどです。薄さを確保するためにファンも犠牲になってなくなってしまいます。ファンレス設計にすると薄くできるのですが、CPUが本来持っているターボ機能が使えなくなるでしょうから、ファンレスもいいような悪いような難しいところです。
バッテリーを外したところです。スイッチ基板とメイン基板が別れているタイプです。メモリは埋め込み、ストレージはmSATAです。mSATAはcore i3世代くらいまでで、その後はPCI-eのM.2にシフトします。
基盤を外したところです。この見た目はほとんどMacbook Airです。黒いバックライトを外すとキーボードが現れます。バックライトといっても裏が白いシートなのですが、これが反射してキーボードのライト等を際立たせるような仕組みです。
右上の方に大量のネジがありますが、キーボードのかなりの場所がネジで固定されています。これを全部外さないとキーボードは外れません。このネジは少し前のMacbook Proで採用されていましたが、Airからはネジ止めではなくプラスチックや金属で固定されています。
新品キーボードをつなげて大量のネジを止めていきます。内部構造に無理があるのか少しやりにくいです。あまり冒険的なことはしないようにしたいのですが、修理に入ると直すしかないので、よくわからないPCは修理が大変です。
キーボードをネジ止めしたら、バックライトを貼ります。こちらは再利用しますので破かないように剥がさなくてはいけません。
起動したら、文字入力をチェックして納品です。
PC再生工房 広島店では、パソコンやiPhoneの出張修理や郵送修理もできます。データ復旧、液晶パネル交換、パソコンが重い、ウイルス駆除等おまかせください。不要なパソコン、壊れたパソコン、廃棄パソコンの無料回収もやっておりますのでリサイクル料金を払うくらいであれば、ぜひPC再生工房 広島店へお持ちください。※型番等によっては買い取れる場合もあります。