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PC再生工房 広島店(広島市南区)森川です。今回は、Lenovo X202のデジタイザ割れと液晶割れを修理します。デジタイザとはタッチ機能のことで、X202の場合は液晶の上にタッチガラスが付いているタイプで、液晶交換とデジタイザ交換を両方やるとまあまあの金額になってしまうということもあるのですが、お客さまが元からタッチはいらないということで金額を抑える意味でも液晶交換とタッチの部分はアクリル板で自作することにしました。
こんな感じのノートです。コンパクトでSSDモデルですので速いです。持ち歩くのにはいいですね。
デジタイザが割れてます。(液晶も割れてます)デジタイザは手に入らないものが多いのですがさすがにLenovoなので手に入るようでしたが、キーボードが付いているモデルでは基本的にデジタイザを使うことはないと思いますしお客さまも必要ないとのことでした。
液晶と本体を分離させて、フレームからデジタイザ部分を外していきます。例外なくこのデジタイザが別になっているタイプをフレームから外すのはかなり面倒で時間のかかる作業です。デジタイザの下に2本出ているのがタッチのセンサー端子です。
んーと何でしょうこの画像?多分基盤まで外さないと液晶がはずれなかったということでしょう・・・結構前の修理なので忘れました(笑)
外したデジタイザと同じものを作っていきます。とはいえアクリル版ですのでガラスほど硬いわけではありません。ガラス厚は1mmなのでアクリルも1mm厚のものを作りますが、アクリル板はやわらかいのでもしかすると1.5mm厚くらいで作った方が良いかもしれません。これはどちらがいいとも言えないのですが好みの問題かもしれません。
アクリル板にほごシートを貼った後でサイドに黒テープを貼っていきます。これを貼らないと内部が見えてしまいかなり汚く見えてしまいます。黒テープを貼るのでASUSのマークは当然なくなります。あと、今回はインカメラを使わないとのことでしたのでインカメラの穴も作りませんでした。あとは4角にRがありましたのでルーターで削って角度を合わせていきます。
まあそれほど違和感はありません。デジタイザが割れて手に入らない機種はメーカー修理に出すと専用部品の上、多分デジタイザだけの交換はせず液晶ごと交換になるので7万以上は取られると思いますが、そもそもノートパソコンではタッチ機能はほとんどの人が使ってないと思いますので思い切ってこういう修理をするのもいいかと思います。
チェックして納品です。
PC再生工房 広島店では、パソコンやiPhoneの出張修理や郵送修理もできます。データ復旧、液晶パネル交換、パソコンが重い、ウイルス駆除等おまかせください。不要なパソコン、壊れたパソコン、廃棄パソコンの無料回収もやっておりますのでリサイクル料金を払うくらいであれば、ぜひPC再生工房 広島店へお持ちください。※型番等によっては買い取れる場合もあります。