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PC再生工房 広島店(広島市南区)森川です。今回は、GALLERIAというドスパラさんが発売しているBTOパソコンの修理をします。なかなかいいパソコンです。画面の表示がされなくなるということで調べていきましたが、よくあるパターンですがグラフィックカードが壊れていると、表示が乱れたり表示しなくなったりすることが結構あります。高価なグラフィックカードを買っても意外と壊れることもあるので困りものです。これらはほぼほとんどがGPUのチップのハンダ割れ(基盤の収縮等によりハンダが離れて断線する)によって起こります。直す方法はなくはないですが、チップを張り替えると新品を買うくらいの金額がかかります。
そこでリフロー処理という、熱を加えてハンダを再接着させる方法もありますが、だいたい半年~1年ほどでまた症状は再発します。リフロー処理はとりあえず立ち上がらないと困るといった用途には向きますが、長く使うなら張り替えの方をおすすめします。
こんな感じです。ATXのケースです。デスクトップは大きく分けるとスリムケースとATXのケースに別れるのですが、スリムケースは拡張性がないし内部が狭いので私はあまり好きではありませんが、ビジネス用途等で机の設置面積が限られている場合はスリムの方が人気があるようです。後々の事を考えるなら本当は断然デスクトップがいいですよ。
グラフィックカードはわりと良い物が乗っています。この当時のゲームマシンで買ったのだと思うのですがお客さまはゲームはしていないということでしたので、グラフィクカードは同じようなスペックが必要という訳ではないようです。
Geforce GTX760です。まだ綺麗です。一応内部を分解して清掃とグリスアップはしてみましたがやはりチップのハンダがクラックしているようですね。お客さまに連絡すると別にゲームはしていないのでということでしたので、グラフィックボードは外してマザーボードから出ているHDMIから映像を取ることにします。逆にマザーボード側のグラフィックがやられている場合は、グラフィックカードの増設でそちらが優先されるのでそういう修理の方法もあります。こういった場合に増設が出来るか出来ないかは修理代金に大きな違いが出るわけです。仮にノートならこういう増設作業は100%できません。
マザーボードから出ている出力でも映像は取れますが、グラフィックカードを刺しているとそちらが優先され出力が出来ません。ただし何かの原因でグラフィックカードが落ちた場合は出力がマザーボード側に返されることもあるようです。
メモリにも問題がありましたので交換します。意外と起動しないのはメモリのせいだったりもするのですが今回は起動はしていました。
テスト等をして問題なさそうですので納品です。
PC再生工房 広島店では、パソコンやiPhoneの出張修理や郵送修理もできます。データ復旧、液晶パネル交換、パソコンが重い、ウイルス駆除等おまかせください。不要なパソコン、壊れたパソコン、廃棄パソコンの無料回収もやっておりますのでリサイクル料金を払うくらいであれば、ぜひPC再生工房 広島店へお持ちください。※型番等によっては買い取れる場合もあります。