広島パソコン修理広島市 HDDセクタ不良 REGZA PC D731-T7ERK

PC再生工房 広島店(広島市南区)森川です。今回は、TOSHIBA REGZA PC D731-T7ERKという一体型パソコンのHDDのセクタ不良が発生したため、とても遅い(動作がおかしい)ので修理をします。HDDのセクタ不良は色々と問題を起こします。運が良ければ遅いくらいで問題はそこまでないケースもあるのですが、場合によってはOSが起動しない場合やシステムエラーが頻発する場合など不良になったセクターの場所によって現象は様々です。

今回は、まずHDDのクローンを作ってみるけどセクタ不良で進まず、次にリカバリディスクを作ってみるけどセクタ不良により作れず、という感じでかなりのセクタ不良部分が主要部分の破壊と思われ、仕方ないので中古のHDDにOSを新規インストールすることにしました。Windowsは最初Windows7だったのですが、この機会にWindows10にされました。その後移行できるデータを移行します。

全体の写真を撮るのを忘れたのでいきなり分解したところからになります。こういう一体型のパソコンはだいたい同じような構造なのですが、一昔前の一体型はまた分解が面倒です。一体型が市民権を得てからは各社構造を簡単にするようになりだいぶ分解しやすくなりました。が、まだTOSHIBAの一体型はちょっと面倒です。

2TBのディスクです。Westen Digitalは東芝の半導体部門を買うとかなんとか言ってますがどうなんでしょう。TOSHIBAは国内ではスペックの割に安いパソコンを出してくれるメーカーなので頑張って欲しいところです。

ひとまずCrystla Disk Infoで中身を見てみますが、予想通り代替処理保留中のセクタが結構あります。ということですが、一応クローン出来ればOSの修復は後でもできるのでクローンを試してみます。

クローンがいくらたっても進みません。もうこれは壊れたセクタの場所が悪い(または多すぎる)ということです。ひとまずHDDがこのままの状態ではクローンできません。セクタ不良を修復後クローンする方法もあるのですが、また数日(2TBなら一週間以上)納期が伸びますし修理料金も変わってきます。

仕方ないので一旦リカバリディスクを作成し、リカバリした後にデータ移行をすることを試みますが、ディスク1は作れるのですが最後に正常に終了しません。これは困った！ということでお客さまに連絡して、OSの新規インストールしかないこと、新規インストールするならWindows10が選べることをお伝えし、Windows10をインストールし、元ディスクから移行出来るデータを移行し納品となりました。最後の写真も撮るのを忘れたのでどんなパソコンなのか分からないですが21.5インチの一体型です(笑)

パソコン購入のご相談がある場合は、個人的には一体型をすすめることはありません。今回はHDDの問題ですから良かったのですが、部品が壊れたときに部品が手に入らないこともあり、その時点で修理は不可能になってしまいます。それにWindowsの一体型は外部書津力がないものが多いため、画面関係の問題が発生すると原因の特定が難しい場合があり、これまた時間とお金がかかってしまいます。一体型は見た目は良いのですが、色々問題が発生したときに修理が難しいので修理のことまで考えるならやめたほうが無難です。

PC再生工房 広島店では、パソコンやiPhoneの出張修理や郵送修理もできます。データ復旧、液晶パネル交換、パソコンが重い、ウイルス駆除等おまかせください。不要なパソコン、壊れたパソコン、廃棄パソコンの無料回収もやっておりますのでリサイクル料金を払うくらいであれば、ぜひPC再生工房 広島店へお持ちください。※型番等によっては買い取れる場合もあります。